2016/5/30
前回の風呂掃除、カラン交換の翌日。
ついに3部屋目のフローリング作業を行う為、1人現地入り。
今回の部屋は約13畳。
今までの部屋は7畳、6畳だったので最大の広さです。
ギックリ腰の具合も良く、幸いにもリノベーションに支障が出ずに済みました。
この大ボスに腰を痛めた状態で挑むのは不可能だったでしょう。
ギックリ腰後3日後に挑むとは、今振り返ると思います(汗)
シゲに紹介してもらったペインクリニックの硬膜外ブロック注射のおかげです(笑)
さて、作業場の確認。
とりあえず二階の作業は資材を搬入したところで終わってました。
今回の部屋は今までと作業が違い、根太の間に断熱材を入れる事。
その為今回は根太を置きながら断熱材の幅をカットし、根太→断熱材→根太→断熱材・・・の要領で幅を調節しつつ、設置していきました。
こちら、断熱材をカットしている様子です。
断熱材は2×4材の幅89mmと配置幅の455mmを差し引き、366mmの幅でカットして根太に挟むように置いていきます。
隙間があると断熱効果低下の原因となるので、パツンパツンにしましょう。
幅狭のところはカットして余った断熱材詰めます。
隙間が埋まっていればいいので無理して一枚に板にする必要はありません。
断熱材の敷き詰めは慣れていなかったのので、根太と含め3時間ほど掛かったと思います。
そして根太と断熱材、配置完了です!
そして根太の中心から隣の根太の中心までの幅を、しっかりと455mmで確認後、アタッカーで固定します。
使用機材はこちら。
コンプレッサー!(実際は友人に借りました。こちらは同等品です。)
高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー オイルレス 静音タイプ 25L ACP-25SLA
エアータッカー!(釘打ち機)
大工さん必見!!木材の固定や設置に使える!◇軽量・コンパクト◇エアータッカー/エアー釘打機
釘打ち機用の釘(50mm×2000本)
根太には50mm、フローリングの固定には25mmを使用しました。
そしてさらに断熱効果を高めるべく。
断熱シートを設置。
カットして置いてを繰り返します。
配置完了です!
これで断熱効果バッチリでしょう!
そして合板を乗せていきますが、柱の角があるために、ただ乗せるだけでは貼れません。
ここからは以前書いた設計図を参考にします。
丸ノコも使用してカットしながらどんどん乗せていきます!
腰が悪い方は、台の上での作業をオススメ!
しゃがみ、立ち、しゃがみ、立ちが続くので足腰に相当来ます。
こちらの自作の丸ノコガイドを使用して、けがいたラインを真っ直ぐカット!
丸ノコガイドの作り方はこちら。
合板は1枚である事で強度が保たれるので、角などは切り分けず、ジャストでハマるように角に合わせて罫書き、カットします。
写真左奥の様な角部分が合わせてカットした部分です。
この作業が意外と大変。。
その後も端や角はカットしながら合板を置いていく。
木片がスゴイのでマスクは必需品ですよ。
3M Vフレックス 防じんマスク 9105J-DS2 レギュラーサイズ 20枚入り 国家検定合格品
微調整も大変です。
一枚一枚の板が安くないのでミスの無いよう丁寧に作業します。
苦戦した端っこもジャストフィット!
根太に乗るように切らないとならないのと、通路部分などはよく負荷が掛かるので材の使い方にも配慮が必要です。
最後の端。
ここの木材が半端で、端材を利用。
が、3枚で分けると踏んだ時にしなる。
強度が今ひとつと判断したので、結局一枚板を用意しました。
そしてこれ作業2時間ほどで合板の配置が完成です!
床っぽくなってきましたー!
これをまたエアータッカーで固定し。。
ここからが本番!
フローリング貼りスタートです!
今回のフローリングは一枚一枚は大きめのMDFフローリング。
これまでの杉の無垢フローリングに比べたら横幅はほぼ倍の大きさ!
これはありがたい。。
手間が1/2ですから(笑)
ただここで注意。
MDFフローリングは木ではありません。
紙を圧縮したような素材で、表面の木目もプリント。
その為強度は低く、紙な為に水にも弱くい。
なので合板の強度がまず重要。
水に弱いので、こぼした水を放置してしまったりすると、最悪の場合表面はふやけ、ブクブクになってしまう事も。。
こうなっては元に戻らないため、注意しないとなりません。
しかし、低価格。
住宅購入の際は、MDFフローリングかどうか気を付けてよくチェック!
見た目ではよくわからないのでしっかりと調べて判断すると良いと思います!
安い家とかにはたまにコスト削減で使われているそうなので気を付けましょう。
端は優しくトントン入れる。。
ゴムハンマーは便利なのでご活用ください。
午前中から作業してましたが外も暗くなり、一日でここまで来ました!
ここからもう少し進めて角に当たったところでこの日の作業は終了です。
角の加工は時間が掛かるのと、集中力が限界だったのでここで切り上げた記憶があります。
切り場もこんな感じで一日の作業により木くずだらけです。
こまかく転がっている2×4の材料は全て端材です。
端材でフローリングや合板を浮かせて丸ノコで切削。
端材は何かと便利なので取っておいて損はありません。
ちなみにこちらが角が傷んでしまったMDFフローリングの横からの接写画像です。
ハンマリングで失敗し、噛み合わせる部分の圧縮紙が分離してしまいました。
強度の弱さが分かりますね。
価格は約13畳で12000円で仕入れたので致し方ないとします。
この値段は調べればわかりますが、一般的なフローリングは1畳分で5000円くらいするので、どれだけ安いかわかると思います。
そして、丸ノコ、釘打ち機などを使用している作業では、体力や集中力が切れて来たら無理して続行は危険です。
少し操作ミスをしただけで大事故に繋がりかねません。
1人作業は万一の時に、助けを呼べなかったりすると危険な為、2人以上での作業をオススメ致します!
安全作業第一で作業しましょう!
2016/6/2
この日は奥さんと作業です。
私は黙々とフローリング作業の続きです。
基本1人作業なので自分の写真は無かったですが、この日は撮ってくれてました。
こんな感じで黙々と作業を続けるのであります。
そしてついに2階のフローリング貼りも最後の1枚へ到達!
が、なんと1枚分フローリングが足りませんでした(笑)
そこで、ジモティで引き取った端材利用!
同じ厚みの材があったので、ツギハギですがフローリングの代用に成功しました!
どうせ端は棚を置くので気になりません。
そしてついに、、
完成✨
いやー素晴らしい✨
努力の結晶です(笑)
逆からみるとこんな具合です。
美しい(笑)
しかしこれでは終われません。
無垢フローリングはワックスを塗っておかないと腐ります!
そしてMDFフローリングもワックスを塗っておかないとコーティングがないので水にすこぶる弱い!!
そこで、別々のワックスを用意しました!
無垢フローリングにはこちはのワックスを使用。
こちらのワックス、天然由来の成分なので塗った後もいい香りがします。
水に薄めて使うので、500mlタイプでも充分たくさん使えます。
MDFフローリングにほこちらを塗りました。
こちらのワックスは水に弱いMDFフローリングにも塗る事のできる特殊なワックスです!
コレを入念に何重にも重ね塗りしました。
そしてついに、、、
3部屋目から全体を眺めるとこんな感じです!
Before…
After!!!
部屋毎にある引き戸もホワイトに塗り替え。
奥さんがお腹が大きい中、黙々と淵のペンキ塗りをしてくれました!
おかげでガラス引き戸のふち塗も完了し、二階のフローリングも貼り終わり、ついにこれにて二階のリフォームが完成しました!!
素晴らしい!
自分に拍手!!
手伝ってくださった皆さんに感謝!!
次回から一階編突入です!
十三章 『四部屋目フローリング貼り、引っ越し』に続きます!